プログラミング言語

プログラミング言語の歴史2

このページと前のページの2ページを使って、プログラミング言語の歴史の概略を紹介しましょう。

歴史は浅い

1980年代から今までを見て行きましょう。退屈かも知れませんが、もうすぐ終わりです。

3 統合と成長

1980年代は相対的な統合の時代でした。C++はオブジェクト指向とシステムプログラミングの統合です。アメリカでは、軍需に使うことを目的として、Adaというシステムプログラミング言語が標準化されました。日本などは論理プログラミングを応用した第五世代言語の研究に資源を費やしました。関数型言語コミュニティではMLとLISPの標準化の動きがあったそうです。これらはいずれも新たなパラダイムの生み出そうと言うものではなく、それまでに生み出されたアイディアに改良を加えると言う動きでした。

1980年代の重要な言語設計傾向の1つとして、大規模システムのためのプログラミングを目的として、モジュールの概念を取り入れた点が挙げれれます。1980年代にモジュールシステムを取り入れた言語としてModula-2、Ada、MLがありますが、それ以前にすでにPL/Iがモジュラープログラミング*をサポートしていました。モジュールシステムはジェネリックプログラミング*の構成要素とされることが多いようです。

1990年代の中ごろ、インターネットの急激な成長の為に、新たな言語が生み出される機会が生じました。Perlは1987年にリリースされたUNIX上のスクリプト言語でしたが、ウェブサイトの動的コンテンツ作成に使われるようになりました。Javaはサーバ側のプログラミングに使われるようになりました。これらはそれほど革新的ではなく、主にC言語を中心とした既存の言語やパラダイムの改良に過ぎません。

プログラミング言語の進化は産業界でも研究でも続いています。現在の傾向は、セキュリティの信頼性の検証と新たなモジュール性(Mixin、委譲、アスペクト)、データーベース統合などです。

4GL はSQLのようなドメイン固有言語であり、個々のデータ値を扱う汎用プログラミング言語とは異なり、データの集合を処理を行います。例えば、Perlのヒアドキュメント機能を使うと、複数の4GLプログラムやJavaScriptプログラムをPerlのコードに埋め込むことができます。

4 言語利用状況

どのプログラミング言語が最も良く使われいるのかを判断するのは難しいと思います。また、利用と言う意味も文脈のよっては異なってきます。プログラマの工数、コードの行数、CPU時間などが尺度として考えられるでしょう。ある言語は特定分野のアプリケーションだけで、良く使われているということもあります。COBOLに関しては企業のデータセンターでは今でも使われているようですし、FORTRANは科学技術計算で良く使われ、C言語は組み込みシステムやオペレーティングシステムで使われています。

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*モジュラープログラミングとは初めにモジュール(ハードウェアやソフトウェアを構成する個々の部品のこと)単位でプログラミングを行い、完成したモジュールを組み合わせて全体を構築していくプログラミングの手法。

*ジェネリックプログラミングとはデータ形式に依存しないコンピュータプログラミング方式です。

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Last update:2019/3/7